これ書く前にやることあるだろ

ゲームとかその他もろもろを書いたり書かなかったりします

火山の娘をめちゃくちゃおすすめしたいだけの記事

お久しぶりです。どげんげんです。

最後に記事を書いてからほぼ1年振りですね。

 

後半は…?

まあとにかくなんで今また記事書いてるのかというと滅茶苦茶いいゲームにぶち当たったのでそれについて書きたいってだけです。

 

ということで今回は中国から出た娘育成シミュレータ(大体プリンセスメーカーって言っ

てる人が多い)、火山の娘について書いていきます。

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Q.どういうゲームなの?

A.娘(日本語CV:中原麻衣)を育てるゲームです。

圧倒的強さを誇る女傑に育て上げるも良し、美しさにものを言わせる舞台女優にしても良し、一国を統べるものにしても良し、悪の道を突き進む存在にしても良し、自分好みの相手(男女不問)と結ばせるのも良しとEDパターンが非常に多く、1000円ちょっとの値段でありながら大変ボリューミーなのが特徴(全58職業+各キャラとの結婚or特殊エンド)。

youtu.be

デフォだと中文版CVなので設定確認を忘れずに(中文版CVも好きです)



あらすじ

火山の国で夫婦仲睦まじく過ごしていた主人公。しかし娘が生まれてすぐに妻と死別してしまう。

亡き妻の忘れ形見となった娘を立派に育てるべく町の人々と交流したり教育を施していく中、娘はある日領主に仕える騎士を目指すと言い出し……。

 

ゲームの流れ

基本的に各ターンごとにイベント→散策パート(交流/お金稼ぎ/ステータス上げ etc)→授業パート→イベント……というサイクルを繰り返しながら娘ちゃんを育てていきます。

ゲーム内の指標として「娘にとってどんな父親になるか」と三人の領主が出した課題が設定されているので選択肢に困ったらそれに沿っていきましょう。

 

散策パート

このゲームの大部分を占める部分。

娘や街の人との交流にステータス上げはもちろんのこと、ターンを進めていくことで戦闘や社交パーティー、舞台への出演や浴場のバイトなどができるようになります。

 

娘との交流&ステータス上げ



街の人とはデートやプレゼントだけでなく、決闘や討論を挑むことでも仲良くなれる。

 

戦闘はSlay the Spireを簡素化したような感じ。 装備とステータスさえ整えていれば難しくはない。



社交パーティと舞台。どちらも魅力の高さが大事なのでしっかり上げよう。

 

授業パート

散策パートを一通り済ませた後は授業を選択。

目指したいステータスを重点的にあげたりバランスよくとったりしていきましょう。

 

成長していくにつれて内容も本格的に。

授業では気力を消費するので適時回復しておこう。

たまに町の人から特別な授業を教えて貰えるほか、教会で名声(パーティーや戦闘で獲得)を消費してターン経過無しに履修することもできる。


イベント

基本的に各ターンの初めにメインストーリー、その後条件を満たしたキャラが家に来訪という流れになります。

小鳥の日や火山祭の時は散策パートが丸々無くなる点に注意。

 

メインストーリー 本筋の内容や世界観もだいぶ深く作り込まれてます。

 

好感度イベント。

いけすかない野郎が来たからといってうっかり追い返すと進行フラグがしっかり折れるので暖かく迎え入れてあげましょう。

 

キャラクター

いわゆる乙女ゲー的なイケメンはもちろんのこと、可愛い女性キャラだけでなく背景だと思ってたモブみたいなやつまでも攻略対象です。

基本的に好感度レベル最大かつ、数値が最も高いキャラとの結婚が優先されるのですが、一部の組み合わせの好感度レベル最大キャラ次第では複数人との結婚という大胆すぎることもしたりします。

個人的にすごいと思ったのはキャラ一人と結婚した場合、その次に好感度が高く結婚条件を満たしていたキャラから湿度の高いお祝い文が届くというバウムクーヘンエンド的な要素もあること。百合的要素以外にも福利厚生が厚すぎる。

下に写ってる娘以外のキャラ全部攻略対象です。(他にももっといます)

 

雑感

とにもかくにも育成の自由度が凄まじく高い一方、難易度そのものはかなり遊びやすくこの手のゲームを今までまともにやってなかった自分でも初回でかなり良いほうのエンディングに辿りつけました。

キャラ造形もしっかりしており、幼少期に起きた出来事がきっかけで片言しか話せない訳あり王子のケンネス、厳しい家庭の束縛に悩まされている神官見習いの少女のニナが個人的にお気に入りです。

欠点としてはローカライズが若干怪しいとことセーブの保存内容が月初めのみであること等ありますが、それらを差し引いてもなお断然おススメといっていい作品です。

今なら(2023年7月8日現在)サマーセールで15%オフの1105円と大変お買い得ですのでこの機会にやってみてはいかがでしょうか。

 

【ネタバレあり】カリギュラ2感想&帰宅部キャラ雑感(楽士の残滓閲覧済み)

 

※ネタバレ感想注意(前作含む)

 

 

 

 

 

全体的な感想

最後の最後でぶっこんできたのほんとズルい

メッッッチャ良かった……

 

前作と地続きの舞台かつ目的も一緒の話でありながら、しっかり話の色も変わって新鮮さもあり遜色ないどころか上回るレベルの面白さでした。

一見よくあるキャラに見せかけて滅茶苦茶に個性の強い帰宅部メンバーたちはもちろん、楽士達も倒したらしばらく退場~ということもなくそれぞれの意思で活動/暗躍していく姿にすっかり引き込まれてもうヤバい。


ささらとマキナの死生観、リュートとドクトルの責務、ニコと件の虚偽といった具合に帰宅部メンバーと楽士それぞれの後悔と欲望の対比は特にみてて楽しかったです。


同じく対比構造といえば、人であるがゆえに人を理解できるが孤独で抱えきれなかったリグレットと、仲間がいたからこそ未熟でありながらもバーチャドールとしての役目を果たせたキィもめちゃくちゃ丁寧に描かれてるのが素晴らしかった。そしてそのあとに流れるOrbitでもうボロッボロに泣きました。

歌詞の通り全部受け止めてくれたのがほんっっっとにもう…

兎にも角にも帰宅部、楽士、そしてキィとリグレットと雑に描かれたキャラが一人もいなかったったのが何よりここまでぐっちゃぐっちゃにされる一番のなんじゃないかと思います。皆愛おしい…(ブラフマン以外)

後は前作の言及も想像以上にかなり、というか地続きゆえにしっかり食い込んでたのが前作ファンとしても嬉しかったです。それ故2から勧めるのは若干…という気持ちもあってなかなか難しいところ。

死してなお語り継がれるソーンのカリスマ性、ウィキッドの存在、「流行っていた」扱いとなってしまったスイートPのゆめかわ等本筋への関係あるなしに語られていたので前作ネタ出るたびににやついてました。

いっぱいお話してましたね

 

キャラ雑感

能登 吟

 

ジュブナイルもの特有のクラスメイト親友ポジ…なんてこのゲームで全く捻らずに出すわけがないんですよね。

最初は執拗なまでの男性アピール、さらしとハイヒールのカタルシスエフェクトに女性へのフレンドリーさと性別の相違を感じさせることからトランスジェンダー、もしくはほぼ女性社会にいた男性?とか最初思ってました。

前作では同じく異性の姿でいたスイートPの異性文化への憧れが書かれていましたが、吟の場合は「性」そのものがどちらでもなく、原初的なアイデンティティーに拠り所がないといった解消しがたい悩みを抱えた深いキャラクターだと思います。

だからこそキィや部長の「どちらでもいられる」っていう言葉が何より救いになったんじゃないかなあと。

特に現実の名前を聞かれたときのセリフは「どちらでもある」自分を愛せるようになったからこそ言えたってのがめっちゃくちゃぶっ刺さりましたね。

戦闘ではわかりやすいデバフアタッカーとして活躍してもらってました。

全体的に発生は遅いものの三種カウンターにチェインのトリガーとなる出血付与と扱いやすかった印象。

 

編木 ささら

 

おばあちゃん…お茶とぬれ煎餅持ってくね…

世代差を感じる趣味、流行やデバイスへの疎さに他者への異様なやさしさとちらつかせまくってはいたのでここはすぐ分かった。

キャラエピで踏み込んだ後のお化け屋敷イベントがいろいろシャレになってなくて終始笑いっぱなしでした。

穏やかな性格ながら前線に危険を晒して立とうしていたのも「いずれにしても自分が一番先になるから」という考えで、なんやかんや年長者として無意識に肩肘張っていたんだろうなあと個人的に感じました。

酸いも甘いも知ってるとはいえ、一部のメンバーから満たされていた環境について羨望や嫉妬食らったりしちゃうんじゃないかと内心ひやひやしてたのは内緒。

キィの成長の中で死生観と受容性に一番大きく影響したであろうし、それゆえリグレットを受け止められたんじゃないかなと感じました。

現実での再会時に小鳩先輩が失神しないかが心配。

戦闘だと反撃の打ち上げが結構強く感じました。

特徴の範囲かばうも良くはあったけどうっかり他のキャラが範囲踏んでると吹き飛びかねないのがちょっとピーキーには感じた次第。

 

宮迫 切子

 

赤面かわいすぎて赤面スクショしかない。

アイドルとして求められていた自分を否定してるんかな~とは思っていたけど燃え尽き症候群的な部分はちょっと読めなかったです。

ささらに時代劇風の演技頼まれて応えちゃうあたりノリの良さもそうだけどアイドル時代の名残もあったりするんだろうか。

頼りにされるのが嫌という一方で他の人の失敗や苦戦を見ていられなくて自分で引き受けてしまう二律背反を不良という形で閉じ込めてしまってるのが印象的でした。

パンドラとのやり取りは求めるもの、求められるもの同士のぶつかり合いを通して悪態付きながらも相互理解に至る部分がめっちゃ良かったと思います。

求められて演じる者という意味ではニコの本性を知ってたとしてもなんやかんや受け入れてくれるんじゃないかな~と勝手に思ってたり。

戦闘では純高火力アタッカーとして活躍してもらってました。

習得スキルちゃんと確認せずオート戦闘してたらしれっと突然3チェインしてた時は思わず二度見。(キャラエピ習得のダンスは正直ちょっとダs)

 

釣巻 鐘太

 

WIREでの受け答えがめちゃくちゃ面白い男。

「鳴かぬなら?」→「多数決で決めましょう」じゃあないんだよ

徹底したマニュアル主義でありながら恐ろしいまでの優柔不断。

さすまたカタルシスエフェクトに切子の仕事現場にいた発言と警察or警備の仕事を匂わしていたので、仕事で自己判断で行動に至った結果致命的な失敗をしてたんじゃないかと予想。実際は失敗というには非常に難しい問題ではあったけど…。

ちょくちょくいらんことに多数決を求めたり切子や小鳩に小言を躱されたりとややコメディリリーフなポジションではあったものの、自己判断で人命を失ったことを病的に引きずったことの影響と考えるとちょっと辛い…。

キャラエピではキィに「選択しないという選択」をしていると突かれたりするものの、最終的に自信を孤独に追い込まず仲間とともに悩むという「選択」をとり、終盤でも同級生であったクランケとの戦いで仲間を「選ぶ」発言をしたりと決断に自信を持っていく姿はめっちゃかっこよかったです。

帰宅部男性メンバーの中で一番好きかも。

戦闘では三種カウンター、リスク上げ、各種デバフ、強化解除、ヤケクソデバフ必殺技に最終的に範囲化する捕縛(なんで?)と何でも持ってるマンすぎてボス戦はほぼスタメンでした。

 

風祭 小鳩

 

メビウス→リドゥ収監のハメ技食らったのほんとかわいそう。

何がひどいってメビウスの5年間の記憶を失ってるせいで偽りの青春すらなかったことにされてるんですよね、前作帰宅部みたいなメビウス内での人間的な成長すら取り消されてるのが理不尽すぎる。

そういう目にあったからこそ、茉莉絵が何も知らないまま命を絶たれることを「フェアじゃない」って堂々と言えたのがかっこよく感じました。

キャラエピ内でも最悪な現実に戻る以上、「主人公」として全力でリドゥ内で全力で暴れていく一本気なところも好き。

#QPに対して「似た者同士」と言ってたけど失った青春を全力で取り戻そうとしてるって意味では確かにお互い様なんですよね。手あたり次第声かけまくってるのとめっちゃ選別してるのとで相容れない部分は間違いなくあるけれども。

リグレットの本性知ったときに一番ブチギレたであろうランキング2位だと思う(1位はパンドラ)。

戦闘面では雑魚戦で命中盛りまくってぶんぶん振り回してもらってました。

キャラエピ習得の皆ヲ導クが出血シナジー見越してたりと地味に味方を意識してる技なのが好き。

 

天吹 茉莉絵

 

前作のあいつ関係なんだから絶対厄ネタあんだろ~とか思ってたら想像以上だった。

正直最初らへんは前情報なし&前作の記憶がおぼろげだったのもあって「可愛いね~」とか普通に思ってました。アホかよ。

おさげのリボンに二丁拳銃かつ透明なカタルシスエフェクトで「ん?」と思ってODの公式キャラ紹介見て戦慄しました。キャラエピでご丁寧にサンドイッチまで渡してきて警戒させまくるのやめて。

ブラフマン特異点呼びしていたあたり、オスティナートの楽士として何かしら権限もってんのかな~とか思ってたらリドゥの根幹そのものにされていたとは…。

じゃあ拘束なりなんなりすればいいんじゃない?とか思った(実際知らずにムーくんが拘束したが)けど例の選択肢のとこ見る限りアイツ出てきて強制終了されそう。彼女の呼びかけでリグレットが歌ったのって楽士としての力なのかそれともリグレットも乗り気だったのかどっちなんだろ。

前作だとほぼ救いがない状態の扱いでしたが、帰宅部の思い出を胸に全力で現実と戦っていく決意をし、最終的にウィキッドの面を受け入れた上でウィキッド自身も救われたのが前作やった身としてもとても嬉しかったです。

戦闘面での役割がオールラウンダーってことでいつ永久離脱するか正直めっちゃびくびくしてました。空中絡みと火力面でもうひと声欲しかったかも。必殺技が全体なのは滅茶苦茶重宝しましたね。

 

月島 劉都

 

は??????可愛すぎか??????

リドゥ内でも現実でも帰宅部最年少でありながらやや高慢な振舞いと頭の良さからアカデミックな面でコンプレックス抱えてんのかな~とか思ってました。

実際は学業面で問題ないどころかギフテッドだったし、現実の学生生活自体も良好で困ったこともないのはちょっと意外(失礼)。

将来の選択を取るたび可能性を狭めてしまったことが後悔として残り続けていたのは、なまじ他者に理解され難いものであるが故でもあるんだろうなと。

またギフテッドとして社会への責任感があったからこそ、クランケを最優先とするドクトルのプライオリティは理解しがたいものだったんでしょうね。

シナリオでは現実的、あるいは効率的な選択肢を探して提示していくブレーン的な活躍の一方で、正直な面もちょくちょくあって可愛く感じました(お化け屋敷でなんだかんだ楽しんでたとことか)。

あと茉莉絵の脊椎治してやるって堂々と言ったのイケメンすぎる。ずるい。

戦闘面では防御デバフと打ち上げ、地味に出が早い攻撃と全体必殺技のおかげで準スタメン張ってました。

特徴の回避カウンターは予測段階だと結果が出ないこともあってちょっと使いづらかった…。

 

駒村 二胡

 

「この子闇深そ~w」→「ほんとに深すぎるのやめて…」

家族絡みでなんか匂わせるWIREしてたのでODの梔子に近いもんなのかなと思ってました。あっちもあっちでクソ重かったけどさ…。

自分から望んだんならまだしも両親から死んだ妹になりきることを要求されて自己を押し殺しってたのキツすぎでは…?

件のことが気に入らなかったのは嘘で大衆を動かしてたのが自分と重なってしまったっていう感じなんだろうか。思わず本心出して訴えかけた姿に件が公明正大に生きた父親の姿を見出したってのがなんとも皮肉。

押し殺していた一織の部分がカタルシスエフェクトに現れていたからこそ「一織」として求められ、嫌うのをやめたってのが何よりの救いに感じました。

キャラエピで全てを受け入れた後でもリドゥにいる間はニコとして振舞う、と宣言した後に塔前で「ニコ」と部長が呼び掛けたとこのシーン(2枚目のやつ)が互いの信頼を感じてめっちゃよかったです。

本性出した時の表情がいちいち怖いけどジト目のやつは正直結構好き。

戦闘面ではボススタメン固定です。いやだって強化性能+1で全体バフ撒けるの強すぎるし罠も強いしフープの再発動で敵打ち上げっぱなしにできるし回復強いしで隙が無さすぎるもん…しれっと必殺技にデバフ解除まであるし…。

 

キィ

 

μが母親?→間違いなくμの娘だよ、本当に

やけに厚かましい態度だったりしれっと切子をパンドラに差し出せば…とか言っちゃったりと序盤こそ人への無理解が顕著だったキィ。

闘いの中で帰宅部だけでなく、楽士たちの心に触れていく中で人が何を望み、何を嫌うかをちょっとずつ知っていく過程が見てて面白かったです。

ささらのキャラエピで部長と共にささらに命を大事にしてほしいと訴えかけるシーンが特に好き。

人のことを理解していく中でリグレットの正体を見抜き、彼女を受け止めていく姿はまさにμと重なって…とか思ってたらエンディングでOrbit歌っちゃうんだからほんとにずるい。

フロアジャックで楽士の歌を歌ってくれますがどれも自我を通す歌い方でリグレットと対照的なのがいいですね。スワップアウトの「ごらんあれー!」が狂おしいほど好きなのでフロアジャックのBGMはいっつもこれにしてました。地味に命中上がるのも強いし。

 

なんかこうして書いてるうちに楽士について書きたくなったので後半に続く(予定)。

 

【ネタバレなし】カリギュラ2の感想

スクショ貼りたいがためにふせったーじゃなくてここを久々に掘り起こしました。

最終更新3年前…

とりあえずこっちは控えめにしてネタバレありのほうでバンバン貼る予定です。

 

カリギュラ2やりました。

 

前作(OD)は結構前にやってて2も気になってはいたんだけど、別ゲーとかにはまってそっちにお金も意識も行ってしまってたためしばらく触らず。

そんな中以前から〆やff14のフレがこのゲーム推してくれてたのとPC版発売もあって購入した次第です。

 

戦闘とか

 

システムは周り2作目だけあってかなりブラッシュアップされていて、オートでの雑魚戦のテンポが良くなったのとサブクエ関係がかなりやりやすくなってたのが嬉しい(前作の因果系譜かったるくてほぼ触ってなかったんですよね…)。

戦闘での目玉のフロアジャックは本当に強かった。命中UPの曲と時間延長&待機短縮最大で敵をバレーボールのごとく打ち上げ→空中コンボ→打ち上げ空中コンボ…とトスしまくって理不尽叩き付けていくのが爽快。

 

シナリオ感想(ネタバレなし)

 

前作のμもそうだけどめっちゃ歌い分けが上手い

 

バーチャドール(意志を持ったボーカロイド的なやつ)であるリグレットが作り出した仮想現実に捕らわれながらも、その事実を忘れさせられて理想の生活を送っていた主人公たち。あるときキィと名乗る別のバーチャドールが目の前に現れて現実の存在を知る。

現実に帰るべく主人公たちは「帰宅部」を名乗り、リグレットや彼女の力を借りるオブリガードの楽士たちと戦っていくが…

という感じで前作と同じ流れ自体はあるものの、各キャラの抱えたものや敵対する楽士たちの人間模様がだいぶ様変わりしているのもあって序盤から新鮮な気持ちで楽しんでました。

楽士との戦いも、互いの弱さゆえの感情のぶつかり合いといった具合で緊迫感あふれてていいですね。

 

敵味方共に一癖も二癖もあるので話読んでて全然飽きなかった

 

WIRE(LINEてきなやつ)も健在。キャラクターエピソードを進めていくと「ああこの回答は…」ってなるのが一番楽しい。

鐘太とニコのやつが特にお気に入り。

 

楽曲

 

後はなんといってもシリーズの代名詞である楽士の楽曲。

かっこいい、きれい、かわいいといった曲調から繰り出される楽師たちのネガティブな感情や後悔、欲望まみれの歌詞は一聴の価値ありです。

戦闘突入時にインスト→オンボーカルになるのが地味に好きポイント。

個人的なお気に入りは永遠の銀とミス・コンダクタ。

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ダンジョンBGM(インスト)兼戦闘曲兼ボスBGM(Remix)兼フロアジャックBGM(キィver.)と一粒でめちゃくちゃおいしい

 

楽士討伐報酬でキィがその楽曲を歌えるようになるので、人を理解しているリグレットの多彩な歌い方とひたむきでパワフルに歌うキィの聴き比べができるのも嬉しい点。

 

総評

前作も面白かったんですが、それをさらに上回っていくどころか今までやったゲームの中でも1,2を争う面白さだと思います。とにかく主人公サイドで好きにならないやつが全くいないってぐらいキャラ造形が良くできてるし、話も全くダレずに突っ切っていってるので。

今作も前作もよくあるジュブナイルJRPG?って思ってる人ほど度肝を抜かれる内容なのでまだやってない人はぜひサマセなりなんなりでぜひやってほしいな~って思います。いやほんとに

 

 

四国行きます

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学生生活遠回りしたりしなかったりと色々ありましたが1月にようやく晴れて仕事に就くことができました。で、本社が四国にあるため3月中旬から東京を離れて研修としてしばらく四国で暮らし、その後配属先に行くという形になりました。つきましてはMTG関係の方をはじめとしたリアルでの交流がある方との接触が困難になってしまうため、ツイッター以外の連絡先も一応こちらに貼ろうと思います。

Discord:弩玄々#5002

Skype:mark_g_muragen

今の自分が自分であれたのも皆様との交流があってこそであり、別れを惜しむとともに感謝の気持ちでいっぱいです。

東京にいられるまであまり長くはありませんが、その間に直接交流する機会を大事にしていきたい所存です。今後ともよろしくお願いいたします。

自分のゲーム遍歴を振り返る~幼少期から小学生ぐらいまで~

ゲームについて書くと語った以上、自己紹介がてら今まで遊んだ作品について書くべきだと思ったのでいろいろと振り返っていこうと思います。記憶がおぼろげだったりして発売日とか前後してるかもしれないけど許して。長くなったので分割してます。

  • 幼少期~小学生ぐらいまで

 最初に触ったハードはクリスマスプレゼントという名目だけど親も遊ぶつもりで買ってもらったプレイステーション。一緒に購入していたソフトはSimpleシリーズの「The卓球」、および「牧場物語ハーベストムーン」だった。

 卓球のほうはいかにもSimpleシリーズらしい値段相応のチープな内容だったのでそこまで深い記憶はあんまりない。なんか体育館で卓球してたと思ったらなぜかそのあと吸血鬼やミイラと卓球してたとかせいぜいそのぐらいがいいとこか。

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安い。ただそれだけ

 牧場物語のほうはというと、当時の幼い自分の判断力ではシミュレーターをやること自体無謀オブ無謀だったこともあり、作物は枯らすわ家畜はそこそこの頻度で死なせるわ預けられた馬は結局ジジイに取り返されるわ挙句の果てに好感度を碌に挙げられなかったせいで結婚しようと思っていた看護婦が医者と結婚するわでさんざんたるものだった。当時母親も遊んでいたがそっちはガッツリ改築して結婚したりと明らかに自分より牧場ライフを満喫していたかもしれない。

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序盤は鉱山で稼ぐので鉱夫物語とか言われる


 その後「バイオハザード2」、「ファイナルファンタジー8」の二つを親が買ってきたが当然前者は遊ばせてもらうこともなく、後者はそもそもシヴァとケツァルコアトルを取らなかったせいでイフリートに「たたかう」連発、SeeD試験で詰むといったていたらくであった。

 

 本格的にゲームにのめりこむようになったきっかけは小学校の友達から貸してもらったゲームボーイと「ポケットモンスター赤」だった。相手の弱点を突いて悦に入ったり逆にピンチに追い詰められてハラハラするといったゲームの基本的な楽しさや、ジムにチャンピオンといった難所を超えた時の達成感をポケモンから学んだ自分は、当時発売されたばかりのオレンジのゲームボーイアドバンスと「ポケットモンスターサファイア」をすぐさま親にねだりまくって見事勝ち取った。

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美しさコンテスト優勝したカイオーガを友達の弟に貸したらROMごと売られた

ある意味これが全ての元凶かもしれない。

 サファイアを一通りやった後、当時学校で流行っていたベイブレードのゲーム「爆転シュート ベイブレード 激闘!最強ブレーダー 」を買ってもらっていたがこっちは正直単調オブ単調な作りだったので楽しかったかといわれると返答に困る。どうでもいいけどあれのアニメ、初代から2002で登場人物のビジュアルが軒並み幼くなっててすごく困惑した思い出があるんだけど他に観てた人も同感だったりするんだろうか。

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バーコードを送るとアルティメットだったかガイアドラグーンだったかがもらえたはず

 また当時プレイステーション2と「ラチェット&クランク」の同梱パックを父親が買ってきたのだが、その頃の自分はアクションゲーをやると興奮して飛び跳ねるという異常行動をしていたのであまりやらず、弟がやっているのを見て横から口出しするという程度に収まっていた。

 が、その後ガシャポンをきっかけにガンダムにはまると当然ガンダムゲーに手を出すことになり、「ガンダム戦記」と「ガンダムクライマックスUC」の二つのおかげでアクションゲーへの苦手意識がだいぶ治まった。当時弟とやっていたときは互いに陣営を分けようという暗黙の了解のもと、自分はジオン、弟は連邦といった具合に分かれていた。ガンダム戦記は一部でギャルゲーと揶揄されるように陣営にそれぞれヒロインがいて、戦闘の評価を彼女らから受けつつ好成績を取ると専用のアニメが観れるという代物であった。自分はその中でもユウキ・ナカサトというオペレーターが好きだったのだが、のちに漫画版で戦死したことを知ってすごいショックを受けた記憶がある。

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4本足ゾックが見れる数少ない作品

 クライマックスUCではクロニクルモードでF91シナリオ完了後に隠しシナリオでクロスボーン編が遊べたのだが条件がわからずに苦戦していた。またキャラごとのボイスを聞けるアーカイブがあるのだが、その中のアムロ(逆シャア版)の「エゴだよそれは」で兄弟ともになぜかゲラゲラ爆笑していた。

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オープニングムービーがめっちゃよくできてる

 他によかったガンダムゲーだと「ガンダム無双Special」も非常に面白かった。ジュドーシロッコに対しさん付けで呼んで友好的だったりプルツーがロランに対してツンデレムーブかましてたりと中々カオスなシナリオではあるが、武者ガンダムという脅威に一丸となって戦っていく流れは本当に良かった。武者ガンダムマークツーの飄々としていながらも情熱あふれるキャラも個人的にすごい好み。

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「お前らよく組んだな」って思えるようなチーム分けが非常に味わい深い

 レースゲーでは「グランツーリスモ」を触っていたものの今なおかなり不得意なジャンルのままである。弟は結構うまかったんだけども。

 他のメジャータイトルだと「ドラゴンクエスト8」も触っていたのだが結局クリアできずに友達の家でエンディングを眺めていた。

 

 こうして振り返ると小学生時代は外遊びもやってたこともあってかあんまり深くまでは浸かっていなかったのだなと実感。それと同時にいかに中高生時代で落ちるとこまで落ちたのかが分かっていろいろと気落ちし始めてるけどそれはまた次回に。

 

このブログについて

ここは筆者のゲームなりなんなりの流行り廃りだったり振り返りだったり愚痴だったりをグダグダ垂れ流すブログのつもりで建てました。

ブログ名の通り切羽詰まってるときには極力書かせないようにする施策を行っているので更新頻度はお察しいただけると幸いです。